貯金を始めるために
これから貯金を始めようと考えている方へ
まずはお気に入りの貯金箱を用意して、「余った小銭を貯める」というのが一番手軽に貯金を始める方法だと思います。
けれど、本当にお金を貯めたいと思ったら、これだけではなかなか貯まりません。
どうしたらお金が貯まるか、ここでは「お金に働いてもらう」とか「有利な資産運用」といった専門的なことはお話しできません。もっと身近で、自分の生活に密着したことについてお話しします。
本気で貯金を始めるために必要なこと、それは「自分の収支の現状を知る」です。
皆さん、ご自分にどれだけ収入があって、どれだけ支出があるか把握してますか?
収入と支出をキチンと把握し、支出を収入以下に抑えれば残ったお金が自然と貯まります。
この支出の把握は、ある1ヶ月だけ注意していればいいかとうと、そうではありません。1年または3年、それ以上の単位で不意に発生する収支も把握する必要があります。
例えば区民税町民税といった税金の支払い、冠婚葬祭、大きな病気や怪我などなど、毎月コツコツ貯めたお金が、ある日あっという間に消えてしまうことがあります。
これらの支出を事前に想定することで、毎月目標とする貯金=支出の抑えが見えてきます。
この収支をしっかり把握していないと、「貯金してるはずなのに貯まらない」といったことも起こります。さらに「貯金しているから多少浪費しても大丈夫」といった油断まで引き起こします。
本気でお金を貯めようとしたら、まずは収支、特に支出について現状をしっかり把握することから始めましょう。